お金持ちを嫉妬したり否定するとお金に恵まれない理由を心理学で解説してみた

こんにちは、yuuこと

なっぱです。

 

今回は

「お金持ちを嫉妬するとお金に恵まれない」

という話について書いてみます。

 

以前は僕自身も金持ちとか人生充実している人が嫌いだったので、

僕自身の体験談を書こうかな!と思ったのですが、

凄くいいネタがあったのでそのネタを紹介します。

 

そのネタというのは心理学の実験なんですが、

めっちゃ参考になるのでちょっと紹介しますね。

 

ある実験にてグループAとグループBに分けられて

それぞれ全く同じ仕事内容を任されました。

 

そして、仕事後に「仕事の楽しさ」を

伝えるという内容の実験が行われたのです。

 

この時、グループAは報酬が1ドル。

 

グループBは報酬が30ドルという風に

それぞれのグループで報酬が違っていたのです。

 

では、仕事の後に、

「仕事は楽しかったか?」

とそれぞれのグループに質問をした時に

どういう答えになったか、分かりますか?

 

ちょっと考えてみてください。

 

・・・・

・・・・

・・・・

はい、考えましたね。

 

結果、どうなったかというと

グループBの30ドルの方は「楽しくなかった」と回答し、

グループAの1ドルの方は「楽しかった」と回答したそうです。

 

これ、意外ですよね。

 

普通だったらお金がもらえるほうが

楽しいと感じそうなのに。

 

どうしてこういうコトが起きるのでしょうか?

 

その理由が「人間の無意識の心の動き」にあります。

 

グループBの場合、仮に楽しくなくても

30ドルという報酬があれば納得がいきます。

 

「楽しくないコトをした。

でも、30ドルの対価が貰えた。だったら納得」

という心の動きが働くのです。

 

一方でグループAだと

「楽しくないコトをしているのに

1ドルの対価だと割に合わない」

というような無意識が働きます。

 

すると、脳内で自分が気付かないところで

「この仕事は楽しかったに違いない」

というような自己洗脳が働くのです。

 

このようにして人は無意識のうちに

自分の置かれた状況に合わせて【正当化】しようとします。

 

この「無意識の正当化」こそが

実はくせ者で人生が変わらない原因になるのです。

 

この話と

「お金持ちを嫉妬するとお金に恵まれない」

に何の関係があるのか?ですが、

実はとても大きな関係があるのです。

 

たまにお金がない人がお金持ちの人を見て

「お金持ちは何か悪いコトをしているに違いない」

「きっと詐欺的なコトをしているのだろう」

なんて発想をしますが、この裏側には

「自分はお金持ちではない」

という事実が基本的に存在します。

 

つまり、「お金持ちではない」という事実を

先ほど説明したような無意識が正当化している状態なのです。

 

お金持ちは悪だと思うコトによって

自分がお金がないという状況が

「自分は悪人ではない」という風に書き換えられてしまう。

 

自分は善良な市民だからお金がないのだ、

みたいな納得にすり替わってしまう。

 

だから、よりお金に恵まれない状況が

強化されていってしまう、というコトですね。

 

もちろん、こういう風な心理になるには過程があります。

 

大抵の人は無意識のうちに認識を書き換えるよりも前に

まずは現実を変えようと努力します。

 

仕事を変えたりビジネスをしたりして

お金持ちになろうと努力するのです。

 

例えば、最初はお金を稼ぐために

アフィリエイトなどのビジネスを頑張ったりします。

 

しかし、最初から何事も全てがスムーズに

上手くいくものではありません。

 

努力をしたのに上手くいかない事も普通にある。

 

そういう時に無意識の正当化が働いて

「アフィリエイトなんか稼げない」

「むしろ、アフィリエイトで稼いでいる人は詐欺だ」

という風に決めつけてしまう脳内の動きが起きるのです。

 

そうするコトで自分が救われるからです。

 

この自己正当化が怖いのは、

「認識を変える」コトが無意識の癖になってしまうと

ドンドン、「現実を変える」力がなくなってしまうという点にあります。

 

例えば、「アフィリエイトなんか稼げない」と決めてしまうと

「自分が至らなかったからアフィリエイトで上手くいかなかったんだ」ではなくて

「アフィリエイトが詐欺だから自分は上手くいかなかったんだ」という風に

認識が書き換えられてしまうのです。

 

自分の努力不足ではなくてアフィリエイトが悪いとなるので

自分は何の問題もないというコトになってしまう。

 

だから成長しなくなるのです。

 

その状況が5年、10年続いてしまうと

最悪、挑戦する意欲や成長する気持ちまで失われてしまう。

 

もちろん、それで心底幸せであれば良いですが

本当は誰しもが認識じゃなくて現実を変えたいんですよね。

 

じゃないとこんなにビジネスやら

投資やら流行らないですから。

 

ですので、

「人ってそもそも油断すると現実を変えるのではなくて

認識だけ変えて自己正当化してしまう弱い生き物なんだ」

というコトを念頭に

「現実を良くするにはどうしたらいいか?」

を常に考えて生きていきましょう。

 

認識を変えるんじゃなくて

現実を変えるんです。

 

現実に向き合うのです。

 

最初はほんの少しでも良いと思います。

 

1ミリでも「現実を良くする」方向に

舵を切って、そして少しでも良くなっていく

現実を自己肯定する。

 

これがとても大事だと思います。

 

そして、人生楽しんでいる人やお金持ちを見ても

嫉妬せずに前向きに羨ましいと思って

健全なエネルギーに変えていくコトが大事です。

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